地元の魚に親しむ魚さばき教室が２９日、自治会館「松輪会館」（三浦市南下浦町松輪）で催された。三崎地区の海鮮料理店の店主草間一成さん（５４）が講師を務め、サバやカサゴのさばき方、調理のコツを実演しながら解説した。
三方を海に囲まれた三浦は海の幸を特産とする一方、住民が自宅で地元の魚を食べる機会は少ないという。地元の食の魅力に触れながら交流を深めてもらおうと、移住相談などを手掛ける合同会社「ＭＩＳＡＫＩ ＳＴＡＹＬＥ（ミサキステイル）」（同市三崎）が、初めて主催した。
市内外から集まった１１人が和気あいあいと魚をさばき、棒ずしや煮付けなどの調理にも挑戦。東京都中央区から参加した自営業の落合茂和さん（５２）と妻祐子さん（４２）は「今まで魚は自己流でさばいていたがプロから教わることができ楽しかった。自宅でもやってみたい」と話していた。
同社は遊休化していた同会館の調理場を借り受け、昨夏からレンタルキッチン「キッチン松輪」として運営。弁当販売などにも取り組んでおり、さらなる有効活用を図ろうと教室を企画した。
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January 30, 2020 at 03:00AM
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三浦の地魚、さばき方をプロが講義 海鮮店主が実演 | 話題 - カナロコ（神奈川新聞）
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