ことし５月の地震を受けて、石川県が奥能登地方の４つの市と町を対象に１１月末まで実施した「奥能登応援旅行割」について、経済効果が８億５０００万円に上ることが県のまとめでわかりました。
石川県は、珠洲市で震度６強を観測した５月の地震のあと宿泊施設のキャンセルが相次いだことを受けて、奥能登の４つの市と町を対象に旅行代金を支援する「奥能登応援旅行割」を７月２１日から１１月末まで実施しました。
県によりますと、期間中の利用者は５万４４７７人で、経済効果は推計で８億５１００万円に上るということです。
経済効果については、旅行代金と買い物などに使えるクーポン券の総額を合わせたもので、クーポン券以外での飲食や土産物の購入を含めればさらなる効果があったとみています。
県は「旅行割の期間は終了したが、来年３月の新幹線延伸で北陸や石川県への注目が高まると思うので、ＳＮＳを活用しながら能登地方への誘客も続けていく」としています。
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December 18, 2023 at 08:30AM
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