県は１５日、県内の観光施設などを利用した人を対象に、県内旅行券などが当たるキャンペーンと、遊び体験が半額になる企画を始める。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた観光業者を支援し、県内消費を促進するのが狙い。
観光業者を支援する「みんなで応援！ みえで使って、もらってキャンペーン！」は土産物店、観光施設、タクシー、レンタカーなど１５０参加事業者（１４日時点）で、税込み３０００円以上を消費した人が対象。レシートをはがきに貼って応募すると、抽選で、３万円分の県内旅行券が１００人に、松阪牛や伊賀焼などの特産品が４００人に当たる。５月３１日まで。
参加事業者は１５日から特設サイトで確認できる。問い合わせは事務局（０１２０・８５６・２８０）。
消費喚起と県内周遊の促進を図る「みえのあそキャン」は県内在住者が対象。体験予約サイト「アソビュー！」に掲載される遊び体験３１４件を、半額で利用できる。６月１２日まで。
北勢、中南勢、伊勢志摩、伊賀、東紀州の５エリアのうち２エリア以上で予約・体験した人のうち、抽選で１００人に、みえ応援ポケモン「ミジュマル」が表紙にデザインされたフォトブックが当たる。問い合わせはアソビュー（０５０・３５３７・８９４９）。
県は１４日、新型コロナウイルスに６７４人が感染したと発表した。９０歳代女性の死亡が確認され、県内の死者は２７９人となった。
感染者数は１０日ぶりに前週の同じ曜日を下回った。直近１週間の１０万人当たりの新規感染者数は２４０・７０人で、前週比１・０４倍。
病床使用率は前日比０・２ポイント増の２６・９％。重症者は前日と同じ１人で病床使用率は１・９％。自宅療養者は同３９人増の５２８４人。
特別養護老人ホームで入所者７人と職員２人の感染が判明し、県は、１５３例目のクラスター（感染集団）と認定した。
居住地別の感染者数は、津市１７３人、四日市市１４５人、鈴鹿市７７人、桑名市６９人、松阪市５４人、伊賀市２６人、伊勢市２３人、菰野町２２人、亀山市１６人、名張市１４人、いなべ、志摩市が各１０人、鳥羽市、多気町が各５人、東員、朝日、川越、玉城町が各４人、明和町３人、紀北町２人、尾鷲市１人、県外３人。
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April 15, 2022 at 03:00AM
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