日本人だけでなく、外国出身の人たちも数多く暮らす宇都宮。街なかで外国の国旗がはためくのを見る機会も増えた。その多くは飲食店だが、中には外国の食品などを販売する店も存在する。店内に並ぶのは普通のスーパーでは見かけないお菓子や香辛料、日用雑貨にコスメ…。新型コロナウイルス禍は続くが、パスポートいらずの“海外旅行”はいかが?
まちなか支局からほど近いオリオン通りに4月29日、韓国スーパー「韓ビニ」(江野町)がオープンした。開店前から目を付けていた記者が早速訪問した。
■女性に人気
店内にはK-POPが流れ、初めてでも入りやすい雰囲気だ。「リアルチーズラーメン」(180円)などのインスタントラーメンや飲料、各種キムチ、「チャンジャ」(556円)などの食品を中心に販売している。パックやクリームなどのスキンケア用品なども並んでいる。取材中も若い女性を中心に、多くの客でにぎわっていた。
流通会社に勤めていた韓国出身のオーナー兼店長イム・ヨンピルさん(42)が独立し、開業した。宇都宮に韓国の食品などを扱う専門店がなかったことに加え、オリオン通りの雰囲気も気に入って出店を決めた。開店から間もないが、日本人客が95%を占めるという。イムさんは「韓国の文化をブームではなく、当たり前のものとして日本に定着させたい。人生を懸けて挑戦します」と意気込みを語った。
■気軽に来て
次は大通り沿いにあるアジア食材店「SEWA MART(セワマート)」(大通り2丁目)を訪ねた。一歩店内に足を踏み入れると、カレーのような鮮烈な香辛料の香りが立ちこめる。イスラム教の戒律に従った「ハラル」対応の食材のほか、香辛料やスパイスミックス、長粒種の米「バスマティライス」などが所狭しと並ぶ。近年人気が上昇している水タバコ「シーシャ」も販売していた。
ネパール出身のオーナーケシ・シャンカルさん(27)が2017年、中河原町で開業。日本人にも利用してもらおうと22年1月、現在の場所に移転した。日本人客は3割ほどで、ネパールやインド、ベトナムなどさまざまな国籍の人が訪れる。
日本人客に人気なのは温めるだけで食べられる「豆カレー」(300円)や「ビリヤニ」(400円)といったレトルト食品のほか、「ターメリック」(200円)や「クミン」(同)などのスパイスだという。ケシさんは「ネパールのインスタントラーメン『ワイワイ123ヌードル』(70円)も日本人にお薦め」と太鼓判。「見るだけでもいいので気軽に来てほしい。日本の人にネパールの物を知ってもらえるだけでうれしい」
◇ ◇
珍しい食品とともに、自国の文化を日本に伝えたいというオーナーの思いにも触れた。次はどの国の物産店に出掛けようかな。
▽韓ビニ 宇都宮市江野町7の8▽営業時間 午前10時~午後8時▽定休日 無休▽(問)028・678・8860
▽セワマート 宇都宮市大通り2の4の9▽営業時間 午前10時~午後9時▽定休日 無休▽(問)028・678・6534
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May 15, 2022 at 09:30AM
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