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住みたい街ランキングに大した意味はない? - 日経ビジネスオンライン

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筆者が所属する大東建託賃貸未来研究所は5月18日、「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2022 <首都圏版>」を発表した。住みたい街ランキングは複数の企業が公表しているが、その順位は調査ごとにバラバラだ。なぜ結果が変動するのか、そしてそもそも参考に値する調査なのか。疑問を持った筆者は今年、かなり掘り下げた調査を試みた。その結果をもとに、ランキング調査について改めて考えてみたい。

(写真=PIXTA)

(写真=PIXTA)

 不動産業界の関係者のみならず、消費者からも注目が集まる「住みたい街ランキング」。その認知度は高く、筆者が所属する大東建託賃貸未来研究所が2022年3月に行った街ランキングに対する調査(未公表)では、認知率が85%程度に達した。2003年に長谷工アーベストが発表してから、住宅情報サイトも同様のランキングを開始。筆者も2019年から「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング」として調査を企画・分析し、首都圏の2022年版を5月18日に発表した。

 下の表は、各社から発表されている首都圏の住みたい街ランキング上位5位までをまとめたものだ。

 首都圏の住みたい街(駅)として最も有名なのは、JR中央線・京王井の頭線の吉祥寺(武蔵野市)だろう。実際、長谷工アーベストが発表している住みたい街ランキングでは、2003年から2021年までの18回の調査(2008年は発表されていない)のうち1位が16回、2位が2回と圧倒的な強さを誇っている。

 そして、最近では横浜の人気が高まっており、最新の調査ではSUUMOでは1位、長谷工アーベストでは吉祥寺と同数で1位、いい部屋ネットで2位、LIFULL HOME’Sの買って住みたい街で3位となっている。

 しかしこの2駅を除けば、ランクインした顔ぶれはバラバラで、順位も一致しない。LIFULL HOME’Sのランキングはアンケート調査ではなく、問い合わせ件数を集計した結果なので順位が異なるのは当然としても、同じようなアンケート調査でなぜ順位が異なるのだろうか。そして、投票している人はそもそも、本当にその街に住むつもりなのだろうか。

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May 27, 2022 at 03:00AM
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