冬になるとインフルエンザやノロウイルスなど、ウイルス性の感染症が流行りだしますね。
毎年話題にのぼることとは言え、親からしてみれば、その対策に頭を悩ませるものです。
自分のことだけではなく、子ども達が感染しないように予防に気を配ったり、万が一感染した時も職場にお休みの調整をしたりなど、色々と気を使います。
もし、ママが感染してしまった場合は大変です。
お家のことがいっさい回らず、1日にして自宅の中がカオスな状態になる…なんて状況にも陥りかねません。
かく言う筆者も、以前ノロウイルスに感染したことがあります。
その時は次男妊娠中ということもあり、兎にも角にも忘れられない思い出となっています…。
今回はそんな筆者のノロウイルス感染時の体験談を、思い出話のひとつとして紹介させて頂きます。
妊娠中にノロウイルスに感染
次男がお腹にいる状態で迎えたある年の年末。当時、長男は1歳8カ月でまだまだ手の掛かる年齢でした。
そんなある日、突然の吐き気と高熱に襲われた筆者は、仕事に出ていた夫に連絡して、早めに帰宅してもらいました。
ソファに横になった状態で動けない筆者。ウロチョロと動き回る長男を目で追うのが精一杯でした。
夫が帰宅し、熱を測ってみたところ39度を超える高熱でした。激しい吐き気がいつまでも治まりません。
年末でしかも夜間ということもあり、病院の一般窓口の受付は終わっています。
妊娠中ということもあったので、妊婦健診を受診していた病院へ連絡し、救急で診察を受け付けてもらうことになりました。
救急で受診するが…
次男の妊婦健診を受けていた病院は、隣の市にある総合病院でした。地元では大きめの病院です。
万が一のことがあっても総合病院なら安心…と思い、次男の妊娠時はその病院でお世話になっていました。
すでに遅い時間だったにも関わらず、救急の受付には大勢の人が受診待ちしていました。
さすがノロウイルスやインフルエンザが流行っている時期だな…と感心しましたが、夫や長男まで感染してしまっては大変です。
診察が終わったら連絡すると伝え、2人には一時的に帰宅してもらいました。
そうは言っても、筆者も待っている間は普通にいられた訳ではなく…。ソファに横になって、襲ってくる吐き気と必死に戦っていました。
そしてやっと診察の順番になり、診察を受けましたが…。
先生「妊娠8カ月だよね…薬を出すわけにもいかないし…」
ともかく、そのまま放置するしかないと言うのです。
吐き気がひどいなら、悪阻の時に使う吐き気止めの点滴を打ってくれるというので、その点滴を受けて帰宅しました。
帰宅後、点滴のおかげかしばらくは吐き気は治まり仮眠することができました。でも本当に一時的に止まっただけで、体調が回復するという状況にはなりませんでした。
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