台風６号は、京都府内に直接的に大きな影響を与えるおそれは低いとみられていますが、九州などに向かう交通機関は乱れるおそれがあり、大阪管区気象台などでは旅行を計画している人は、時間に余裕をもって行動してほしいとしています。
京都地方気象台によりますと、台風６号は勢力を維持したまま、九州の西の海上を北寄りに進み、９日には九州にかなり接近する見込みです。
進路の予報は徐々に西寄りになり、京都から離れた場所を進む見込みになっているため、台風の雨や風が直接的に、京都府内に大きな影響を与えるおそれは低いとみられています。
７日の京都府内は上空に湿った空気が流れ込んでいて、南部を中心に雲が広がり、時折、雨が降りました。
このため京都市の日中の最高気温は３２.１度となり、先月（７月）２１日から続いた猛暑日は、６日までの１７日連続で終わりました。
一方、北部では晴れて気温が上がり、▼福知山市で３５.７度、▼宮津市で３５.５度と、猛暑日になりました。
気象台によりますと、８日も湿った空気が流れ込むため、京都府内は局地的に雷を伴って雨が降るところがある見込みです。
８日の夕方までの２４時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、北部・南部とも４０ミリと予想されています。
気象台によりますと、８日の府内は雨雲が予想より発達したり、停滞したりしする場合も想定されるため、落雷や急な強い雨に注意するよう呼びかけています。
また、大阪管区気象台では、台風の影響で和歌山県や兵庫県の沿岸では波が高くなると予想され、十分に注意するよう呼びかけているほか、九州などに向かう交通機関も乱れるおそれがあるため、旅行などを計画している人は、時間に余裕をもって行動してほしいとしています。
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August 07, 2023 at 04:20PM
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