観光地として知られる大分県別府市はこのほど、市内の小中学生が平日に家族と市外に旅行する場合、年3日間まで欠席扱いにしない新制度「たびスタ休暇」を9月より導入すると発表した。家族で過ごす時間を増やすことや、旅行が児童生徒に与える教育的効果を見込んでいる。
市教育委員会によると、この新制度は旅行の旅と学習（スタディー）を組み合わせ「たびスタ休暇」と名付けた。対象となるのは市立小中学校の児童生徒。平日に家族と市外に旅行する場合、事前に保護者が学校に申請すれば、年3日間まで欠席扱いにはならない。当面は市外の旅行に絞るが、新制度が市で周知でき次第、市内の外出も対象に入れる方針。
欠席することで懸念される授業の遅れについては、「自習で補うこと」が条件。児童生徒や保護者に対しても呼び掛かけ、教員の負担にならないよう配慮する。
同市では土日や祝日に休めない観光業やサービス業に就く保護者が多く、以前より「子どもと休日が合わない」という声が上がっていた。新制度の導入で、家族で一緒に過ごす時間を増やすことが狙い。
また、旅行が児童生徒に与える教育的効果も見込んでいる。市教委の担当者は「校外活動として、教育的効果もあるだろう。また、この取り組みを突破口に平日の旅行を一般化し、観光需要の平準化への寄与も期待したい」と説明した。
類似の取り組みでは、愛知県が同じく9月から導入を表明している「ラーケーションの日」がある。県内の公立学校の児童生徒を対象に、年3日間まで学校を休むことができ、家族と一緒に校外の体験学習などに参加することが想定されている。
"旅行" - Google ニュース
August 30, 2023 at 06:24PM
https://ift.tt/zf7WxXC
学校休んで家族旅行、年3日まで欠席にせず 大分県別府市 - 教育新聞
"旅行" - Google ニュース
https://ift.tt/VMoLYzw
Mesir News Info
Israel News info
Taiwan News Info
Vietnam News and Info
Japan News and Info Update
https://ift.tt/WuGHn7C
Bagikan Berita Ini
0 Response to "学校休んで家族旅行、年3日まで欠席にせず 大分県別府市 - 教育新聞"
Post a Comment