政府の観光支援策「Go To トラベル」の代替として和歌山県が実施する宿泊割引キャンペーンの電子チケットを、複数の旅行業者の社長が大量購入していたことがわかった。高齢者らでも利用しやすいように認めた代理購入の仕組みを使って有利に営業するねらいだとして、同業者からは「抜け駆けだ」との批判が上がる。こうした状況に県も頭を悩ませている。
キャンペーンは「わかやまリフレッシュプラン」。新型コロナウイルスの影響で売り上げが激減した県内の観光業者の支援策で、昨年に続いて2回目となる。
チケットは特設サイトからクレジットカードで購入できる。今年10月末までの申し込みで宿泊費をはじめとした年末までの旅行代金が1泊あたり最大1万円割引になったり、土産物店などで使える2千円分のクーポンがもらえたりする。予算は20億円で、地方創生臨時交付金などの国庫支出金が原資。チケットの販売は6月22日に始まったが、7月半ばにはすべて売り切れた。
旅行業者はチケットの販売システムで履歴を閲覧できることから、一部の社長による大量購入が確認された。その後、県が登録旅行事業者に対し、実態調査したところ、電子チケットの販売36万8千枚のうち、約5%を事業者側が購入していたという。また、少なくとも10人以上の事業者が、それぞれ数十万円分以上のチケットを買っているとみられることが判明した。
チケットを利用できる対象は…
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August 31, 2021 at 05:30AM
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