2020年2月5日に「2019年度 東京ビジネスデザインアワード」の公開プレゼンテーションが行われ、最優秀賞と優秀賞が決定した。同アワードは、東京都内でものづくりに携わる中小企業とクリエイターが協働し、新ビジネスを生み出すことを目的としたコンペティションだ。
最優秀賞は「新規培養技術による『酒づくりイノベーション』」が獲得。医療系スタートアップ企業のセルファイバとヤフーのプランナー、清水覚氏、SHIMIZUDESIGNのデザイナー、清水大輔氏による提案だ。
優秀賞は2点。1つは「『段ボール加工技術』から生み出す明かりの防災プロダクト」。段ボール加工を手掛ける坪川製箱所とYUJI YANAGISAWA DESIGNのデザイナー、柳沢祐治氏が提案した。もう1つは「ものづくりをアップデートする新サービスの提案」。最新IT技術でソフト開発などを行うアーク情報システムと、ヤフーのプランナー、清水覚氏による提案だ。清水覚氏は、最優秀賞と優秀賞のダブル受賞で、これは東京ビジネスデザインアワード初の快挙だという。
同アワードは東京都が主催、日本デザイン振興会が企画・運営を手掛けている。12年から始まり、今回で8回目。18年に経済産業省・特許庁が発表した「デザイン経営」宣言より6年も前から、デザイン的アプローチで新しいビジネスを構築するという一貫した姿勢で、コンペティションを行っている。
具体的には、デザインを活用して新しいビジネスを生み出したい都内の中小企業から、独自の優れた技術や素材などを公募し、コンペティションのテーマを選定。そのテーマに対して、クリエイターから新たな用途の開発や事業のデザイン提案を募り、中小企業とクリエイターをマッチングする。両者は約1カ月半でアイデアを形にして、公開プレゼンに臨むという流れだ。
審査のポイントは、「実現性」「市場可能性」「デザイン性」「ビジネスプランの完成度」の4つ。公開プレゼン時に審査員からの質問で多かったのは、ロット数や小売価格のイメージ、商品の価値の伝え方など、ビジネスプランに関するものだった。
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February 28, 2020 at 03:02AM
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