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ビジネスセンスのない人ほど「働きがい」「利益が出る」という言葉を使う根本原因 ビジネスの本質を理解できていない - PRESIDENT Online

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あなたはビジネスの現場で使っている言葉を端的に説明できるだろうか。経営コラムニストの横山信弘さんは「ビジネスセンスのある人は『製品が売れる』『利益が出る』という言葉は絶対に使わない。その理由はビジネスの本質を考察すればわかるはずだ」という――。

※本稿は、横山信弘『絶対達成する人は「言葉の戦闘力」にこだわる』(PHP研究所)の一部を再編集したものです。

ビジネスマンがスーツのポケットにお金を入れる

写真=iStock.com/Atstock Productions

※写真はイメージです

「働きがい」の意味を説明できない経営幹部

「働きがい」という用語は、「モチベーションという用語よりも、得体が知れない」と、以前から思っている。とはいえ、昨今多くの企業で使われるようになった。

横山信弘『絶対達成する人は「言葉の戦闘力」にこだわる』(PHP研究所)

横山信弘『絶対達成する人は「言葉の戦闘力」にこだわる』(PHP研究所)

どちらかというと「モチベーション」よりも新しく、そして意味合いを理解されていない用語であるにもかかわらず、である。

「モチベーション」という用語の意味を、何となく言語化できる人はいても、「働きがい」を言葉としてうまく表現し、小学生でもわかるように説明できる人は、そう多くはいないだろう。

以前、あまりに「働きがい」を口にする経営幹部がいた。そこで、用語の意味をどう捉えているのか、やんわりと質問してみた。すると、「働きがいと言ったら、働きがいだ。それ以上、どう説明しろというのだ」と開き直られてしまった。

私は企業の現場に入って目標を絶対達成させるコンサルタントである。もしも私が、「目標を絶対達成するにはどうしたらいいかって? そりゃあ絶対達成させることですよ。それ以上、どう説明したらいいんですか」と言ったら、相手はどんな気持ちになるだろうか。

クライアント企業の社長であれば、すぐさま「もう来なくていい」と言うに違いない。

少なくとも「働きがい」も「絶対達成」も、居酒屋でビールを飲みながら交わす会話の中にだけ登場する用語ではない。経営幹部が責任のある場で発する用語だ。その用語の定義を正確に捉えられていない、というのは問題ではないか。

そこで本稿では「働きがい」という、とても風変わりな用語について考えてみる。現場で頻繁に使われている用語であるが、本来はこういう意味合いで使うべきではないかという提起もしたいと思う。

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October 25, 2021 at 07:00AM
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