中国政府は、新型コロナウイルス対策として入国者に義務付けてきた隔離措置を8日から撤廃する。同措置は法外な航空運賃と共に旅行者にとって大きな足かせとなっていた。
中国に入国を希望する場合、依然として48時間以内のコロナ陰性証明が必要となるものの、春節(旧正月)休暇を2週間後に控えた時点でのこうした大幅な入国管理の緩和は、世界的に エンデミック(地域的流行)として受け取られるようになってきているコロナウイルスを封じ込めようとする中国政府の取り組みの終わりを示している。
その効果はまず海外に滞在する中国人の数年ぶりの帰郷ラッシュだ。サンフランシスコに住むコンサルタント、コナー・チャオ氏(25)は「2年近くも帰っていないため、今回の発表は夢のようだった」と語る。現在はバンコクにて休暇中で、中国本土への便のチケットがより取りやすい香港を経由して、19日に青島に向かうという。
ただ、中国に向かう旅行者と、中国人の海外旅行需要の伸びは均衡しない公算が大きい。パリや東京など世界の観光地を旅する中国人はかつて約 2800億ドル(約37兆円)使っていたが、パンデミック前の水準に戻るには数年はかからないにしても数カ月は要する見込みだ。多くの国が中国からの旅行者に対し検査義務を課してきている。
EU、中国からの渡航者への新型コロナ検査など新規制の勧告で合意
外国人やビジネス関係者の訪中再開については、PCR検査での陰性証明やマスク着用などの慣行が短期的には抑制要因として働くかもしれないが、中国は約3年ぶりに入国時の隔離措置を撤廃するに至った。
原題: China’s Open Borders Mark Covid Zero End, Spark Homecoming Rush(抜粋)
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January 08, 2023 at 01:30PM
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中国の入国時隔離撤廃で帰郷者急増も、旅行本格回復には時間の見込み - ブルームバーグ
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