サスティナブルなファッションが人気だ。オシャレに加えて、サスティナブルを追加すればより気持ちよく着られることから、普段着に取り入れている人もいるのでは。実は、ビジネスパーソン向けのTシャツやジャケット、そしてビジネスバッグなど、ビジネスファッションアイテムにもサスティナブルな素材が使われ始めている。
そこで今回は、そのサスティナブル素材を使用するビジネスファッションアイテムのブランドを3つ紹介しよう。
1.サスティナブルなTシャツブランド「ZENH(ゼン)」
先日、RettyのCEOなど、計4名のCEOをモデルに起用し、Web広告を打ち出したことで注目を集めているサスティナブルなTシャツブランド「ZENH(ゼン)」。
「無駄を削ぎ落とし、本質と向き合い、シンプルな思考で生きる」という“禅”の思想を紡いだ、ビジネスパーソン向けの次世代ファッションブランドだ。
デザイン性において、極限まで無駄な要素を削ぎ落とし、最高の着心地と地球への配慮を徹底的に追究しているのが特徴。その看板商品である最高級コットン100%の素材と日本の最高技術で生産するビジネスパーソン向けサスティナブルTシャツは、最高の着心地や肌触りを追求している。
●サスティナブルな素材へのこだわり
ZENHの担当者は、サスティナブルな素材へのこだわりについて次のように述べる。
「ZENHは『アースフォーマル』を掲げて、夏場のクーラーの設定温度上昇、サステナブルな製品の普及による二酸化炭素削減を目的とし、夏場のビジネスファッションにおけるジャケットTシャツスタイルを提唱しています。
Tシャツの素材に使用している超長綿の最高級コットンは、最高の着心地や肌触りを実現するだけでなく、通常の綿と比較して耐久性が非常に高く、自宅で簡単に洗濯可能で、洗濯時にマイクロプラスティックも発生させません。また、染料の使用を抑えるアースカラーを採用しているため、サステナブルなプロダクトとなっております」
そして今回、Web広告に起用したCEO4名は、Retty株式会社 代表取締役 武田 和也氏、株式会社ピアラ 代表取締役 飛鳥 貴雄氏、クックビズ株式会社 代表取締役社長 藪ノ 賢次氏、株式会社あしたのチーム 代表取締役社長CEO 赤羽 博行氏。
なぜCEOなのか。それは、CEOという存在が、Tシャツを届けたいビジネスパーソンのロールモデルにふさわしいということからきているという。またCEOは日本全体で約300万人と、ファッションモデルの約2万人よりもはるかに多く、ビジネスシーンでのサスティナブル推進の発信力が大きいという強みもある点にも着目した。
また、ビジネスパーソンの関心が高い「CEOの思考・思想」を伝えるべく、各CEOが大切にしている言葉や考え方をインタビューし、それを抽出して広告内に掲載している。
CEOが着るサスティナブルなビジネスTシャツとあって、ビジネスパーソンなら思わず手に取りたくなるだろう。
ZENH Tシャツを手に入れるなら、抽選で当たるキャンペーンが9月、10月にかけて実施されるため、それに応募する方法もある。2021年9月末までは、CEOたちに「経営の無駄と本質」をテーマにインタビューを行った内容をクイズにしたTwitterキャンペーンを実施。10月にはオフラインとオンラインをつなぐキャンペーン「ウォーリーを探せ、ならぬCEOを探せ」を実施。駅の広告ポスターの写真とハッシュタグをツイートすることで同じくZENH Tシャツが抽選で当たる。
2.サスティナブルな合繊ブランド「KAJIF」の素材を使用「K-3B」
「FORZA STYLE」編集長の干場義雅氏がクリエイティブディレクターを務めるマルチセットアップブランド「K-3B(ケースリービー)」は、ビジネスパーソンの間で人気のブランド。当ブランドを手がけるカジグループの「KAJIF(カジフ)」という合繊ブランドの素材を使用しており、リサイクル糸を使用したサスティナブルな素材も一部取り扱っている。
K-3Bでは、「超合理的」をコンセプトとしており、TPPOに合わせて誰でも簡単にすばやくセットアップが組めるように考えられたビジネスにも使えるアイテムがそろう。しかも、どれを組み合わせてもサマになる。
そして素材は、石川県発の老舗テキスタイルメーカーであるカジグループの生地ブランド「KAJIF」の最新機能素材を使用しているところにもこだわりがある。
●サスティナブルな素材へのこだわり
KAJIFのサスティナブルな観点からのこだわりについて、担当者は次のように話す。
「カジグループは合繊の産地である北陸で70年以上糸加工及び生地の生産をしてきました。繊維産業を取り巻く課題は様々ありますが、ファクトリーブランドとして社会的責任を果たすためにもGRSの取得やSDGsの目標達成に向けた活動を行っています。
具体的には、リサイクル繊維や植物由来の繊維、染料を使用したテキスタイルの開発・生産などを行っており、将来的にはKAJIF生地の50%を環境配慮型素材で構成することを目標としています。また、生産途中でキズや汚れなどが発生し通常は廃棄となる生地(C反)を再利用するU反プロジェクトなど様々な取り組みを行っています。
カジグループ(KAJIF)では、ファクトリーブランドならではの視点でサスティナブルに真摯に向き合っています」
洗練されたデザインの何気ないビジネス着の中に、環境配慮の思いが込められていると知ると、着用の際にさらなる価値が生まれそうだ。
3.サスティナブルな素材のビジネスバッグ「asoboze(アソボーゼ)」
革製品やビジネスバッグのブランド「asoboze(アソボーゼ)」から、サスティナブルな素材を用いたビジネスバッグの新シリーズ「B4S(Business for Sustainability)」が登場した。
商品はビジネスリュックの「B4S backpack」とブリーフケースの「B4S briefcase」。
一見、シンプルで使いやすそうな、よくあるビジネスバッグのルックスだが、サスティナブルな素材を使用しているところに特徴がある。
「B4S backpack」公式オンラインショップ価格19,500円(税込)※アンバサダー特別価格(通常販売価格:24,500円(税込))
「B4S briefcase」公式オンラインショップ価格18,500円(税込)※アンバサダー特別価格
(通常販売価格:23,500円(税込))
使用しているのは、「CORDURA ECO」という素材で、工場から回収された製造廃棄物を再生して作られている。生地の製造工程において従来棄てられていた切れ端を粉砕して原料とし、繊維に戻したものを素材として使用。かつては焼却廃棄されていた屑量の削減により、処分の際に発生するCO2減少に貢献している。
撥水性・強度・耐水性にも優れた、ビジネスシーンに嬉しい機能も搭載しているそうだ。
また、同シリーズの一部のファスナーには、テープに環境に配慮した「NATULON(ナチュロン)」という再生材を使用した。
●サスティナブルな素材へのこだわり
asobozeの担当者は、B4Sシリーズにサスティナブルな素材を使用したきっかけについて次のように話す。
「SDGsへの取り組みを発信する企業は増えていますが、実際に会社等に勤めている人の多くは『きちんとした見た目』のバッグを選ばざるを得ません。また、サスティナブルを謳うプロダクトは、『きちんとした見た目』で働くことから解放されている一部の人だけのものになっているのではないかと感じていました。そこで、エコな素材を使いつつもビジネスシーンに合う『きちんとした見た目』を作り、ビジネスパーソンから学生さんまで、幅広い層が環境のために選べるバッグを作りたいと思い、開発しました」
サスティナブルな素材を使いながらもビジネスシーンにも合う。その両方を叶えているのが、B4Sシリーズというわけだ。
サスティナブルな素材を使用しているビジネスパーソン向けのファッションブランドを紹介してきた。SDGsの目標達成のために何か身近なところから貢献したい。そう考えるビジネスパーソンは手に取ってみるのもいいだろう。
【参考】
ZENH
K-3B
asoboze「B4S(Business for Sustainability)」
取材・文/石原亜香利
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September 27, 2021 at 06:38PM
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