国内
スポーツビジネスの新たな形。
グッズ販売の鍵は、チームカラーやマスコットだけではない。
どんなファッションにもあわせやすい、硬めのキャンバス生地のトートバッグは、即完売。
このアパレルブランドを手がけたのは...。
東京・六本木のメルカリ本社のオフィスで、新作の発表に向け、試行錯誤が続いていたのは、8月に販売が始まったばかりのアパレルブランド「F.D.」。
このブランドを立ち上げたのは、Jリーグで最多のタイトルを獲得している鹿島アントラーズ。
アントラーズといえば、クラブカラーはディープレッドだが、会議に並ぶ商品をよく見ると、ベースカラーは白、黒、グレー。
商品には、エンブレムも使われていない。
さらに、会議中には、「(ワンポイントの)カラーバリエーション的には、もうちょっとピンクピンクしたい」、「セカンド(ユニホーム)で使ってるピンクとか」、「ただ、なんかあんまりアントラーズをほうふつとさせない」などと、興味深いやりとりが。
実は、アパレルブランド立ち上げにともない、徹底的にこだわったのが日常使いという点。
鹿島アントラーズ マーケティンググループ コンシューマーチーム・春日洋平マネージャー「日常の中に、いかにフットボールを入れていこうか、ライフスタイルの中にどうフットボールを組み込むのか、というところでいうと、これまでなかった表現の方法として、コンセプトを表現するという形が良いのではないか」
「F.D.」は、アントラーズのスローガンであるフットボールドリームの略。
通常、クラブチームが商品を作る際、そのチームのロゴやカラーを押し出しすが、あえてアントラーズ感を出さず、販売もECプラットホーム「BASE」を通すことで、サポーター以外へのアプローチも目指した。
鹿島アントラーズ マーケティンググループ コンシューマーチーム・深見和樹さん「発送先が、例えば福岡とか全国各地、もしかしたらアントラーズ関係なく、純粋に買ってくれている方々、われわれでいうと狙いどおり」
スポーツ界では、いまだに観客数などの制限が設けられ、厳しい状況が続く中、新たなスポーツビジネスの在り方の1つを示す鹿島アントラーズの取り組み。
春日洋平マネージャー「クラブのミッションは『すべては勝利のために』、明確な目標を持っている。F.D.に関しても、ノンフットボール事業ですよね。アントラーズのフットボール。本当にわれわれが守りたいもののために、変化していくべきはビジネスのところ。そこにあわせて、しっかりと収益を確保することで、フットボール、オンザピッチで結果を出す。ここが、クラブとして一番大きなターゲット、目的です」
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November 24, 2020 at 10:35PM
https://www.fnn.jp/articles/-/111491
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