Search

栃木・日光への修学旅行前に「メタバース」で予習…市が運用開始、アバターで東照宮や華厳の滝巡る - au Webポータル

japan.prelol.com

 栃木県日光市は、修学旅行など宿泊を伴う教育旅行の事前学習に活用してもらうため、インターネット上の仮想空間「メタバース」の運用を始めた。児童生徒、教職員はアバター(分身)を操って、日光東照宮や華厳の滝、足尾銅山観光などを巡る旅行体験ができる。担当者は「仮想体験を通じて日光市を旅行先に選んでもらいたい」と期待している。

 旅行で日光市を訪れる前の教材として、「日光の 学び旅かな メタバース」のタイトルで3月に公開。XR(クロスリアリティー)事業を展開するNTTコノキューの仮想空間プラットフォーム「DOOR」を使った。担当者は「観光案内のメタバースはあるが、教育旅行では初めてではないか」としている。

 仮想空間には、修学旅行先として人気の高い「世界遺産『日光の社寺』」「奥日光」「足尾」、特産品を紹介する「アクティビティ・食・伝統工芸」など六つのルームがある。利用者はアバターで見たいルームを訪れ、東照宮の境内や足尾銅山観光の坑内などを巡り、修学旅行に向けて歴史や文化を学ぶ。

 市観光課によると、日光を2019年に訪れた修学旅行客は約18万人。その後はコロナ禍で落ち込んでいたものの、22年は約10万人と回復しつつある。担当者は「これまで日光を訪れていない学校にも体験してもらい、旅行先選択の参考にしてほしい」と話している。

■2023年の観光客992万人、コロナ禍前の8割まで回復

 日光市は2023年の「観光客調査」の結果を公表した。入り込み数は前年比13.8%増の992万5039人、宿泊客数は12.0%増の277万9992人で、それぞれコロナ禍前の19年の8割の水準まで回復。外国人宿泊客数は12万974人で、前年の約7.9倍となり、過去最多を更新した。

 地域別にみると、世界遺産「日光の社寺」のおひざ元の日光地域、鬼怒川・川治温泉がある藤原地域など市内5地域すべてで入り込み数、宿泊客数とも増えた。

 外国人宿泊客数は、過去最多だった19年の11万9253人を上回った。国・地域別では、台湾やタイ、香港、中国、米国が多かった。

 市は、新型コロナウイルスの5類移行、入国制限の緩和などが観光需要を押し上げたと分析している。

Adblock test (Why?)



"旅行" - Google ニュース
April 15, 2024 at 03:06AM
https://ift.tt/4PUfvex

栃木・日光への修学旅行前に「メタバース」で予習…市が運用開始、アバターで東照宮や華厳の滝巡る - au Webポータル
"旅行" - Google ニュース
https://ift.tt/qJVIwbG
Mesir News Info
Israel News info
Taiwan News Info
Vietnam News and Info
Japan News and Info Update
https://ift.tt/yTf5kPr

Bagikan Berita Ini

0 Response to "栃木・日光への修学旅行前に「メタバース」で予習…市が運用開始、アバターで東照宮や華厳の滝巡る - au Webポータル"

Post a Comment

Powered by Blogger.