出所:米国商務省国勢調査局
ワクチン普及に伴って、コロナ後の経済の姿を巡る議論が盛んになっている。特に懸念されているのは、コロナ禍の後遺症が設備投資の遅れや生産性の停滞を招くリスクだ。
ただ、米国については、コロナ禍の後遺症は限定的で、過去10年間の平均で年0.5%を下回っていた生産性の伸びが今後5年は1%へ加速すると予測している。
業況悪化で生産性向上への取り組みが遅れる懸念は小さい。コロナ禍によるGDP下落の3分の1以上は娯楽・接客産業によるものだ。ただ、この産業は経済全体の生産性上昇にほとんど貢献してきておらず、失うものは小さい。
生産性上昇をけん引する他の産業については、財政・金融両面からの大規模かつ機動的な政策支援もあって後遺症は限定的で、今後の設備投資の回復に懸念はない。
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June 28, 2021 at 01:45AM
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コロナ禍の中で新規ビジネス立ち上げが急加速する米国、今後5年の生産性の伸びは倍に - ダイヤモンド・オンライン
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